竹富島 
7月15日〜7月16日 1泊2日


23日目:7月15日(金) 快晴 走行距離/累計2.9km/989.3km
大原港(西表島)- 高速船 ⇒ 竹富港 (竹富島)
宿泊:民宿「泉屋」
竹富港
大原港(西表島)から八重山観光フェリーの高速船「サザンドリーム」に乗船。最初の計画では竹富島に2泊の予定だったが、友人Nから「竹富島は1泊で十分だよ」と言われたので1泊にした。快晴の下を高速船で竹富島へ到着。向こうに石垣島が見えるが近い。頻繁に石垣島との連絡船が出入りする。

宿へ向かって走っていたら向こうから自転車に乗った女性が来る。西表島の「いるもて荘YH」で一緒だったYさんだ。彼女も驚いている。これから港の近くにシュノーケリングに行くと言うので一緒に泳ぐことにした。来た道を引き返し港へ戻った。竹富島へ着いてすぐにシュノーケリングとは我ながらフットワークの軽さに驚く。彼女と一緒に港の近くの海へ潜るが砂地でサンゴはほとんどなく魚も多くない。

港から住宅街へ入り交差点で彼女から地図もらい宿の方向へ進む。彼女は別の宿なので交差点で別れた。どこも狭く白い道なので宿を見つけるのに苦労した。入り口はブーゲンビリアが咲き乱れている。昔の民家風で雰囲気の良い宿。竹富島の宿の人気ランクで1位か2位だそうだ。若主人は小生のチャリを見てロードレーサに乗っていたことがあると言っていた。中庭でお茶を飲んだ後に部屋に案内される。紅い着物(琉装)が廊下にかけてある。女性がこれを着て写真を撮ることもできるとか。
民宿「泉屋」 民宿「泉屋」 民宿「泉屋」

なごみの塔
塔からの眺望
チャリを宿に置いて散歩する。ランドマークの「なごみの塔」がある。公園の小高くなっている場所に建っているコンクリート製の塔で上に展望台がある。人一人がやっと通れる急な階段を上り塔の上から街並みが見える。360度の視界で竹富島の集落が見渡せる。青空と木々、家々、白い道が素晴らしい。この風景はやはり南国の島そのものだ。

夕食時に同じテーブルの人たちと話す。横浜の男性(30代)、同じ会社に勤めている東京の女性3人と富山の女性。富山の女性は旦那さんは仕事なので来れずに彼女だけ来ている。彼女はこの宿に何度も来ていて常連さん。三線が好きで沖縄で買って家でも弾いているとのこと。宿にある三線を弾いてもらった。ビールで始まり泡盛となり杯を重ねるごとに酔いが回ってきた。同じ会社の女性3人の内の1人は相当に酔っ払っている。

皆で西桟橋へ夕日を見に行く。歩いて5〜6分で桟橋に着いたが、すでに何人か桟橋に座り込んで夕日を待っている。この桟橋は、今は使われていないが夕日を眺めるポイントとして有名。別の宿に泊っているYさんが同じ宿の人たちとやって来た。彼女が「賑やかなグループがいると思ったらお父さんのグループだった」と言う。残念ながら水平線上に雲がかかってきれいな夕日は見れなかった。暗くなっても皆は残って夜空を見上げている。流れ星が光跡も鮮やかに飛んでいた。こんなにゆったりとした時間の中に身をゆだねていると現実を忘れてしまう。
夕日/西桟橋

宿へ戻ってから中庭で飲み直し。皆さん、若いだけあってよく飲む。横浜の男性がタレントの誰かに似ていると言うが小生にはタレントの名前を聞いても分からなかった。富山の女性が三線を弾いて沖縄民謡の「十九の春」を唄い出す。彼女曰く「知っていますか。これは不倫の唄なのですよ」と笑いながら言う。千葉の若い夫婦も加わり竹富島の夜が更けていく。


24日目:7月16日(土) 快晴 走行距離/累計9.7km/999km
宿 ⇒ カイジ浜 ⇒ コンドイビーチ ⇒ 西桟橋 ⇒ 宿 ⇒ 竹富港
宿泊:民宿たましろ(波照間島)
チャリでカイジ浜へ行く。この浜は潮の流れが早いので遊泳禁止。星砂の浜とも言われているが、浜辺で休んでいる親子のもとにTVクルーがいる。大坂出身の歌手・タレントの円広志(まどかひろし)がインタビューしている。
彼は星の砂などを販売している売店の女性と話している。
彼「この島で会う女性はみんな魅力的に見えますな〜」
女性「それを竹富島マジックと言いますよ」
彼「そうか〜マジックにかかったのか〜」

コンドイビーチへ行く。白い砂浜とコバルトブルーの海が美しく波静かなビーチ。小さな子供のいる家族連れには楽しめるビーチだ。それにカップルにもいいかな。まぁ、カップルには沖縄のどのビーチもいいのだろうが。チャリのおじさんにはもったいないビーチである。
コンドイビーチ コンドイビーチ

西桟橋経由で集落へ入る。
細かいサンゴで出来た道はタイヤをとられて走りにくい。観光水牛車がの〜んびりと道を進んでいる。ガイドの人がお客さんにあれこれ説明している。水牛車が通り過ぎるのを道の端で待っていると、お客さんが一斉にこちらを見る。水牛車は由布島で経験したのでここではパス。
宿へ戻り荷物を積んで港へ行く。
観光水牛車 民宿泉屋

ビジターセンターゆがふ館がある。Yさんがいた。昨日、竹富港へ着いてすぐに彼女に会ったが、帰りでまた会った。高速船で一緒に石垣島へ行くことにした。
高速船の中

彼女は、石垣島に住んでいる友人と離島ターミナルで待ち合わせているので待ち合わせ時間までターミナルにある店でコーヒーを飲みながら雑談。
店を出て彼女と別れた後、波照間島への乗船券を買うので安永観光のカウンターへ行く。さぁー、日本最南端の波照間島が待っている。



波照間島


沖縄の旅


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