第1回北海道の旅
稚内空港 - 宗谷岬 - オホーツク海を南下 - 網走 - 斜里 - 宇登呂 - 知床峠 - 標津 - 根室 - 納沙布岬 - 霧多布岬 - 厚岸 - 釧路
2003年7月 12日間 合計860km
プロローグ
背景
勤続30年のリフレッシュ休暇（2週間）制度を利用し、チャリンコ族にとっての憧れの地、北海道、を走りぬけようと計画した。５月の連休が終わった頃からお客さんや同僚に「7月初旬にリフレッシュ休暇を取り、北海道を自転車旅行します」と宣言し、皆さんに納得（？）してもらった。自転車
家にあるマウンテンバイクとクロスバイクでは北海道の長距離を旅するには不十分。新しくランドナー（荷物を積んで長距離を走るために作られた旅行用自転車）を購入すべく検討。吉祥寺（東京都武蔵野市）にオーダーメイド自転車の専門店があり陳列してあるモデルの格好が良く、予算を大幅にオーバーしたが注文し、約1カ月後に完成。その出来映えに満足！ルート
海を見ながら走りたいので時計回りに走ることに決定。一般的には南から北上し、宗谷岬を目指す人が多いが、逆に宗谷岬からスタートしオホーツク海を左に見て南下し日数から最終地を釧路とした。目的
1. 雄大な北海道の大地を感じる
2. 人との出会いを楽しむ
従って、走行距離や時間は重要でなく、他人と距離や時間を競うことでない。出発前の声
・20代でするものだよ ・本当に出来るの ・しんどかったら途中で帰ってきたら ・携帯電話はどうするの ・直前になって中止するのでは ・中年になってトライする気力は大したものだ ・車が猛スピードで走っているから気をつけて ・無謀すぎる ・Great ! ・etc輪行（りんこう）
自転車を分解し専用の袋へ入れ、目的地まで電車や飛行機で行き着いてから自転車を組み立てて走る。自転車で北海道への行き帰りをどうするか疑問の人が多かったので参考までに写真を載せます。
分解した自転車
輪行袋に入れた自転車
